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日本経営者新聞 No.55

平成最後の天皇誕生日

 昨年 12 月 20 日、河野外務大臣夫妻主催に より天皇誕生日祝賀レセプションが外務省 飯倉公館にて開 催された。

 駐日各国大使、 政財界関係者等 が出席。徳田ひ とみブータン名 誉総領事も出席 した。

 河野外務大臣 は、8 5 歳になられる天皇陛下が国際親善に 今もなおご精励されているのは喜ばしい限 りであると敬意を表した。




  • ご挨拶をする河野外務大臣

ブータン王国柔道連盟

 2019年、ブータン柔道連盟は、発足 10 周年という大きな節目を迎える。ブータ ンで初めて柔道が行われたのは、2010年 のこと。ペルキルスクールにて柔道部が立ち 上げられ、本格的に指導が行われた。

 「当時 22 才のヤマサキミチヒロ氏が、 ブータンにおいて柔道の種を巻き、発展 に大きく貢献してくれた」とブータン柔 道連盟の代表を務めるカルマ・ドルジ氏は 語る。

 このことがきっかけで、ブータン柔道連盟 は、ブータンオリンピック委員会と2015 年に正式に提携を結び、2016年には、 正式に国際柔道連盟の196番目の加盟国、 アジア柔道連盟の4 0 番目の加盟国となった。

 日本政府、そして世界中の柔道関係者 からのサポートを得たお陰でここまで続け ることができたと同氏は感謝の気持ちを 示した。発足 10 周年を祝し、日本政府は ブータンに新しい柔道場建設のための予算 を正式に決定した。

 2018年 12 月 2 日、平松賢司在ブータ ン王国日本特命全権大使が契約書に署名 した。建設工事には一年が費やされ、道場 が完成する予定となっている。

 また、新しい道場のために、288枚の畳 が国際柔道連盟より寄附された。 平松大使(左)とドルジ代表(右)



  • 平松大使(左)とドルジ代表(右)

チノイ駐日イン ド 大 使 閣 下 歓送夕食会


  昨年 11 月 15 日、ホテルオークラ東京にて、 年内で任期を終え、インドへ帰国される駐日 インド大使館のスジャン・チノイ大使閣下の 歓送夕食会が開かれた。

 チノイ大使は、 15 年 12 月に駐日 インド大使に就 任し、日本とイ ンドの外交関係 に多大なる貢献 をされた。

 会場には、元 総理大臣で日印協会会長を務める森喜朗 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組 織委員会会長や橋本聖子自民党参議院議員 会長を始め、国会議員、日印関係者等が多数 出席した。

 チノイ大使は、経営修士号を取得したク ジャラート大学在学中の1978年に追手門 学院大学に留学した経験がある。




  • 橋本議員に還暦の祝福を受けるチノイ大使

JEPA 関係者様の活動紹介 高橋りく様(一般社団法人世界ダイバーシティアート学会)


    高橋りくさんは、2010年にマリスアート プロジェクトを発足。マリスとは進化した砂絵 で史上初の全盲の人も含めた全ての人に見え る絵画技法とその絵画のことを言う。砂の 粗さの違いで色の濃さ(明度)を表現し、砂に アクリル絵具を使用し着色するため、目の見 える人は触っても触らなくても絵を鑑賞でき、 また視覚に障がいのある人は、点字を読む 繊細な指先で触って絵を感じ鑑賞することが できる。

 マリスアートの作品展は、国内外で開催さ れ、一万人以上がこのプロジェクトに参加して いるという。

 日越外交関係樹立 4 5 周年事業として、マ リスアートプロジェクトアジアツアー第 1 回 ハノイが、 12 月 1 日から 9 日まで、ベトナム のハノイにあるサクラステーションにて行わ れた。

 ハノイ国家大学に通うチャンさんは、 「目の見えない人は絵画を見ることができな いと考えていましたが、高橋さんと会って考 え方が変わりました。どんな問題でも解決 方法があることに気付きました」と述べた。  

 今後は、パリ、プラハ、ストックホルム、 ホーチミンで同プロジェクトの活動展開を される予定。




  • 在ベトナム日本大使館から
    祝辞を受ける高橋りくさん(左)

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