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日本経営者新聞 No.54

日米首脳会談6月ホワイトハウス

ホワイトハウスでの両首脳会談
現地時間6月7日午後、ホワイトハウスに てドナルド・トランプ米大統領と会談が行わ れた。トランプ大統領は、首脳会談に先立ち 「友人の安倍晋三首相と会うのを楽しみにして いる。北朝鮮と貿易について話し合う」と自身 のツイッターに投稿した。

今回の日米首脳会談は、12日シンガポール で開かれる米朝首脳会談での対応について話し 合い、北朝鮮の完全な非核化に向けての連携 を確認するという日米関係の今後の行方や 世界情勢を左右する重要な時間となった。

会談後、安倍首相は、「米朝首脳会談におい て日米は完全に一致して、その成功を目指し ている」と強調。
トランプ氏は、「『最大限の圧力』という言葉 はもう使わない」と表明。北朝鮮から具体的 な行動を引き出していく方向で意見が一致し、 トランプ氏から米朝首脳会談で拉致問題を 提起する発言があった。両首脳は、引き続き 拉致問題解決に向けて日米で協力することを 再確認した。

またこれまでトランプ大統領は「対日貿易 赤字」にこだわっていたが、今回、安倍首相は、 対日貿易赤字額以上に在米日系企業が輸出を 行っていることや、米国への投資を通じた米国 の雇用問題への日系企業の貢献等について説明 した。これをトランプ氏は高く評価し、今後、 日米貿易取引について更に議論をしていく 方向性が示された。
米朝首脳会談
2日、トランプ大統領と金正恩(キム・ ジョンウン)北朝鮮委員長は、シンガポール・ セントーサ島にあるカペラホテルで首脳会談 を行った。冷戦期を通じて敵対関係にある 米朝の首脳会談は歴史上初のことであり、両 国の敵対関係の解消を演出する場となった。 会談後、トランプ氏は「完全な非核化に時間 がかかる」と表明 した一方「いった んプロセスを始め れば、殆ど終わ る」とも強調。 また金委員長 が、ミサイルエン ジンの実験場を 廃棄すると約束 したことを明ら かにしたが会談 後に署名された 共同声明には、 具体策が示され ていないため、 対北朝鮮問題に はまだ時間を要すると思われる。
拉致問題について
安倍首相は、12日夜、トランプ大統領と電 話で協議し、米朝首脳会談について報告を受け た。電話協議後、安倍首相は記者団に対し、 「トランプ氏の強力な支援を得ながら、日本が 北朝鮮と直接向き合い、解決していかなけれ ばならないと決意している」と述べた。 トランプ大統領は、今後も金委員長との会談 を重ねていくことを明らかにしており、安倍首相 も米朝間での非核化協議の進展を見ながら、 日朝間の協議を進めていくことになると思わ れる。
また安倍首相は、6月14日に72歳の誕生日 を迎えるトランプ大統領へ祝福のメッセージを 伝えた。


  • 両首脳会談の様子
    (出典:内閣広報室)

  • 握手を交わす両首脳
     (出典:トランプ大統領ツイッター)

  • 共同声明に署名する両首脳
    (出典:トランプ大統領ツイッター)

恒例ホワイトハウス訪問

今年6月、日本経営者同友会・下地常雄会長、 徳田ひとみ代表理事が、アメリカ・ホワイトハウス より招待を受け、日本経営者同友会メンバーと共 に訪米した。
訪米メンバーたちは、ワシントンDCのホワイト ハウスでのドナルド・トランプ大統領主催のパーティ に参加した。
6月12日のシンガポールでの米朝会談の為に不在 となったトランプ大統領の代りをメラニア夫人と ペンス副大統領御夫妻が務めて変わらずの和やかな 会となった。
現地滞在中は、米国議事堂内でのレセプションにも 参加し、トランプ政権の閣僚をはじめとする各界 要人と歓談した。
(詳細については、次号で掲載)



  • 下地会長の長年の友人である
    ワシントンポストCEOライアン氏と

  • 米国国会議事堂内
    レーガン元大統領銅像の前で

下地ミキオを支える集い「縁」会2018の開催


6月7日、ホテルニューオータニ(東京・ 千代田区)にて下地幹郎衆議院議員 (日本維新の会国会議員団政調会長)を 支援するパーティ「縁」会2018が催さ れ、下地議員の後援会関係者や同志の 国会議員が多数激励に駆けつけた。

内閣官房長官の菅義偉衆議院議員は 「下地ミキオ議員は臆せず自分の思いを 発信していた。私どもにとって沖縄は極 めて大事だ。沖縄に様々な負担をして 頂く中、目に見える形で振興策を進め 基地の負担軽減に動きたい」と述べた。

日本維新の会共同代表の片山虎之助 衆議院議員は、「こういう人こそ(下地 議員)がこれから世の中を動かす」と激 励した。

元厚生労働大臣の塩崎恭久衆議院議 員は、「下地議員には生命力がある。 どんなことがあっても生き残っている」 と氏のバイタリティと行動力を高く評 価した。

鈴木宗男新党大地代表は、「下地議員は野党 ではなく与党で頑張るのが一番似合っている。 その機運ができつつある」と話した。

その他、希望の党代表の松沢成文参議院議員、 元農林水産大臣の森山裕衆議院議員、日本維新 の会・沖縄県総支部代表・儀間光男参議院議員、 下地ミキオ後援会の當山護会長らが挨拶した。

会の終盤には、亀井静香氏が応援に駆けつけた。 最後には、一般社団法人漫才協会会長を務める 青空球児氏が舞台に登場。
本人のギャグ「ゲロゲーロ」を披露、会場は大 爆笑で「縁」会に花を添えた。


  • 支援者の皆様にご挨拶をする下地議員

  • 下地議員を激励する青空球児師匠

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